智恵子さんのお家でモーニングをした後、智恵子さん、シドさん、そして僕の英語の先生であるケンと午後からアフタヌーンティーをする予定なので、それまでの間智恵子さんがロンドンを案内してくれることに。
ロンドンに来るのはこれで三度目。
一番最初は大学生の時、二回目は新婚旅行、そして今回の一人旅。
訪れるたびに印象がガラッと変わるロンドンは歴史を重んじながらも変化の多い街だと感じます。
そして、時間の流れ方がどこよりも早く感じます。
今回の旅はカントリーサイドをメインに過ごしていたので余計にそう感じたのかもしれません。
人も交通量も多く、様々な言語が飛び交い、歩くスピードも喋るスピードも早い。
「都会ってすごいなぁー。」と完全におのぼりさん状態の僕に「瑠輝くんに案内したいお店が沢山あるのよ。」と智恵子さんが言います。
智恵子さんはトワイニングやフォートナム&メイソンなど色んな紅茶専門店に連れて行ってくれました。ヒギンズの紅茶缶はお茶の花が描かれていて凄く可愛かったなぁ!ポストカードをイメージしたボックスがずらりと並ぶTea Letterというメーカーは、確か昨年の英国フェアかワールドティーフェスティバルにも出展されていたような気がします。日本っぽい和のデザインが多く、このお店は欧米の方々に人気なお店のようです。中はティーバッグが入っていました。
どこの紅茶専門店も賑わっており、日本人の従業員さんと出会ったり、日本にも沢山支店があるけれど日本とはまた雰囲気がガラッと変わる専門店があったりと、知っているメーカーであっても何もかもが凄く新鮮でした。
またロンドンにフランスの老舗紅茶専門店であるマリアージュフレールさんの店舗が沢山あって、これもまた驚きました。フレーバーティーのイメージがあまりなかった英国ですが、時代とともに英国紅茶も少しずつスタイルが変化しつつあるのかもなぁと新鮮さと少し寂しさを感じるのでした。
つづく